【仕事はなくならない?】塗装工の将来性について

2023.10.13

岐阜県にて外壁塗装・屋根塗装を行っております、和田塗装です。

建物や橋などの構造物は、数年おきの塗装を行って紫外線や雨による劣化から守る必要があります。
そのような塗装をするのが、私たち塗装工です。
塗装は建物に長く住める・使えるよう行うメンテナンスのため、建物さえあれば、仕事がなくなることは考えられないでしょう。
ただ、日本の経済状況から、これから塗装工として仕事をしても大丈夫なのか、気になる部分もあります。

今回は、塗装工の仕事と、その将来性についてご紹介したいと思います。
これから塗装工の道に進みたいとお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください。

■ 塗装工は何をする仕事?

こちらの記事では、住宅や建物を担当する建築塗装工について、解説をしていきます。

住宅をはじめとした建物は、そのまま野ざらしにしてしまうと、みるみるうちに劣化します。
日本はとくに湿気が多く、結露が発生しやすいため、建物が傷めやすい環境。普通の住宅は、約10年ごとに外壁・屋根を塗装して、劣化対策をしていかなければいけません。

塗装工は建物を塗装する以外にも、外壁に生じたひび割れを補修したり、金属のサビを取り除いたりといった作業も行います。
単なる塗装だけでなく、外装に起きた劣化の補修作業なども仕事に含まれるのが特徴です。

厚生労働省による情報だと、平均年収は461.8万円で、30代の平均年収よりやや多い額です。

参考元:職業情報提供サイト「建築塗装工」>>

■ 塗装工に将来性がある理由

塗装工には、このような理由から将来性があるといえます。

・人手不足

どの業界でも人手不足ですが、言いかえるとライバルが少ない状態です。
職人も高齢化が進んでおり、昔のようにたくさんの仕事を請け負えるような体力はありません。
塗装をお願いしたいお客様にとっては良くない話ですが、塗装をする側としては、顧客の数を獲得できるチャンスといえます。

・リフォーム市場でも安定性がある

元々安定しているリフォーム業界も、分野によって少なからずコロナ禍によるダメージを受けました。
たとえば水回り関係ですが、情勢により半導体不足になったことから、給湯器や温水洗浄便座などは品薄に。室内のリフォームは接触不安からお客様が離れた、との話もあります。

外壁・屋根塗装は建物のメンテナンスとして不可欠な工事で、元々の需要があります。加えて、塗料の安定した供給や工事中の接触の少なさがあり、コロナをはじめとした感染症による影響は受けにくいでしょう。

・国家資格があれば社会的信用も

塗装工事をはじめるにあたって、必要な免許・資格はありません。
しかし、高い技術を証明する「塗装技能士」という国家資格があります。
国家資格は社会的信用が高いため、取得すれば住宅ローンやクレジットカードの審査に通りやすくなることが。
塗装工は独立して仕事をする方も多いですが、なにもない状態だとその後の生活が難しくなる可能性があります。
社会的信用の高い状態だと、さまざまな助けを得られやすいでしょう。

■ 生き残るためには工夫も

塗装工として仕事を続けていくには、工夫も必要です。

・新しい製品などを知っておく

さまざまな技術が発達している現在は、今までになかった塗料も数多く登場しています。
コロナ禍では、「抗菌・抗ウイルス」の機能を持つ塗料も販売され、実際に室内の壁に取り入れる方もいました。
このような新しい製品について知っておくと、多くの需要に応えられるでしょう。

・元請けになる

塗装工は独立する方が多いです。
なぜかというと、下請けのままではなかなか受け取れる給料が増えないからです。自分の実績として数えられることもあまりありません。
お客様と直接契約を結び、工事も請け負えば、多くの給料を得られることになります。

・マーケティングする

元請けになった場合は、自ら営業をかけていく必要があります。
ポストにチラシを入れる、ホームページやSNSで情報発信するなど、地道な活動が仕事に結びつきます。
ホームプロなどのビジネスマッチングサイトに登録し、営業を肩代わりしてもらう方法もとれるでしょう。

・身体を労わる

現場仕事のため、塗装工は身体が資本になります。
身体に違和感を感じたら病院へ行き、健康診断を受けましょう。
独立すると、健康診断を受けるよう会社から指示されることもないため、時期を逃しやすく要注意です。

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和田塗装は、岐阜市にございます塗装専門店です。
現在、業務拡大につき、スタッフを募集しております。
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■ まとめ

建築塗装工は安定性があり、技術を磨いて、新しい知識を取り入れるようにすれば、将来性があります。
独立すると、会社が担っていた業務をすべてこなす必要などから、経営が難しくなる部分もありますが、工夫をすれば生き残れるでしょう。

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